レブコム、インプレックスアンドカンパニーと戦略的業務提携

Press Release

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「音声AI × 営業マネジメント」により営業組織の「真の営業改革」を実現

2025年8月14日
株式会社RevComm

株式会社RevComm(レブコム、本社:東京都渋谷区、代表取締役:会田武史)は、営業コンサルティング・アウトソーシング事業を展開するインプレックスアンドカンパニー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:伊藤 勝成、以下 インプレックスアンドカンパニー)と、営業領域におけるDX推進と企業の事業成長支援を目的とし、戦略的業務提携契約を締結いたしました。

本提携により、レブコムが提供する電話解析AI「MiiTel Phone」、Web会議解析AI「MiiTel Meetings」、対面会話解析AI「MiiTel RecPod」とインプレックスアンドカンパニーが培ってきた600社以上の営業支援実績に基づく営業の知見を組み合わせ、より科学的かつ再現性の高い営業組織開発ソリューションを提供します。

■提携の背景

昨今、営業組織においてAI活用やDX推進が一般的になる一方で、多くの営業現場では「導入しただけ」で活用が進まないのが実情です。分析データが次のアクションに繋がらないという、理想と現実のギャップがAI活用の大きな壁となっています。

現在の営業活動において、営業担当者が顧客とのコア業務に使える時間は全体のわずか28.5%にとどまっており、残りの71.6%は事前準備、記録、報告といったノンコア業務に費やされています。※1

これにより、個々の営業活動がブラックボックス化し、「メモに気を取られてコミュニケーションに集中できない」「商談内容が正しく記録されない」「自身の活動を正しく振り返ることができない」といった問題が発生し、個人の生産性低下を招いています。

また、マネージャー層においても内部調整やレポート作成に多大な時間を費やしており、メンバーへのコーチングに週の5%未満しか時間を割けていない状況です。結果として、営業活動全体のPDCAサイクルが十分に回らず、戦略の浸透不足、実行力の不足、スキルアップの停滞など、組織全体の生産性が高まらないという課題に直面しています。

※1:Sales Force「Top Sales Trends for 2024 — and Beyond」 参照
※2:Outreach「Boost win rates with scalable coaching」 参照
※3:Qwilr「Sales Coaching Statistics 2025」 参照
※4:Your Sales Managers Think They’re Coaching, But They’re Probably Not(Distribution Strategy Group, 2022) 参照

本提携による具体的な取り組み

本提携では、AI時代における営業の役割を「顧客コミュニケーションに集中することによる成果の最大化」と定義し、「AIを使いこなす」のではなく「営業に当たり前にAIを装着する」ことで、業務生産性を高めることを目指します。

  1. 1. AIによるノンコア業務の徹底的な効率化と自動化
    レブコムの音声解析AI「MiiTel」は、ワンクリック発信、録音・リアルタイム文字起こし、議事録の自動作成・要約、CRM/SFAの自動連携、BANT情報の自動抽出、お礼メール内容の自動作成といった機能を提供します。これにより、営業担当者がこれまで行っていた事前準備や入力・報告業務のほとんど(2027年には95%)がAI起点で実行されるようになり、営業担当者は本来の「顧客とのコミュニケーション」というコア業務に集中し、より多くの成果を創出することが可能になります。
  1. 2. 営業活動全体の可視化と個人のスキルアップ支援
    MiiTelは、営業活動の現状把握、戦略・戦術の把握、ハイパフォーマーとのギャップ可視化を可能にし、営業活動のブラックボックス化を解消します。これにより、個々の営業担当者が自身の活動を正確に把握し、上司や先輩からのフィードバックと組み合わせることで、効果的なスキルアップと行動変容を促します。

  2. 3. マネジメント業務の効率化と組織の生産性向上
    本提携によりインプレックスアンドカンパニーは、マネージャーの多忙な業務の一部をアウトソーシングするサービスを提供します。マネージャーへの状況報告、営業同行、戦略・戦術へのフィードバック、営業活動の代行などを行うことで、マネージャーは内部調整やレポート作成から解放され、本来の役割であるメンバーのコーチングや組織全体の戦略策定に集中できるようになります。これにより、営業組織全体のPDCAサイクルが効果的に回り、継続的な生産性向上を実現します。

今後の展望

レブコムとインプレックスアンドカンパニーが目指す未来は、営業の「属人化」や「勘違い」をなくし、データとAI、そして深いコンサルティングによって、どんな営業組織でも成果を最大化できる「型」を作り、それを維持し続けることです。

日本の営業組織にAIを「装着」し、データに基づいたマネジメントを確立することで、営業活動の生産性を最大化するというものです。
この戦略的業務提携により、両社の強みを掛け合わせ、単なるツールの提供に留まらず、企業営業組織の「真の営業改革」の実現を支援します。

※5:『The Role of Artificial Intelligence (AI) in Sales in 2025』 参照

各社代表からのコメント

インプレックスアンドカンパニー株式会社 取締役副社長 矢野 篤様

私たちは創業以来、現場主義を徹底し、顧客の成果にコミットしてまいりました。しかし、個人の感覚や経験に頼る部分も少なくありませんでした。
MiiTelが持つ技術的優位性と当社が持つ営業コンサルティングノウハウの融合によって、全ての営業パーソンがAIを装着し、お客様とのコミュニケーションに100%集中し価値を提供する事で、営業組織全体の生産性を向上する事ができると確信をしています。まさに『鬼に金棒』。 この提携が、日本の営業組織を新たなステージへと導く一助となることを期待しています。

株式会社RevComm 代表取締役 会田 武史

MiiTelは、音声解析AIとして、営業活動の可視化やセルフコーチングによる自律的な改善を支援し、多くのお客様に成果を実感いただいています。一方で、「組織全体で成果を最大化するためには、外部の知見や伴走支援が欲しい」というお声をいただく機会も増えてまいりました。こうしたニーズに応えるべく、このたび営業支援の現場に深く根差し、600社以上の実績をお持ちのインプレックスアンドカンパニー株式会社様と、戦略的業務提携を締結いたしました。
インプレックス様の豊富な営業ノウハウと実行支援力、そして当社の音声解析AIを組み合わせることで、お客様の営業組織における「科学的かつ再現性のある成果創出」を強力にご支援してまいります。

今後も、テクノロジーと現場知見の力を融合し、「営業を強くする仕組みづくり」を通じて、企業の持続的な成長に貢献してまいります。

 


インプレックスアンドカンパニー株式会社について

「すべての企業に強い営業組織を」をコンセプトに、営業コンサルティング、マネジメントアウトソーシング、戦略的営業代行、営業人材採用支援など、営業に関するあらゆる課題を解決するソリューションを提供。大手企業からスタートアップまで600社以上の事業成長を支援しています。

・所在地:東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー18F
・代表者:代表取締役 伊藤 勝成
・設立:2010年3月
・URL:https://sales-dev.jp/


株式会社RevCommについて

「コミュニケーションを再発明し、人が人を想う社会を創る。」という理念のもと、音声技術とAIにより、コミュニケーション課題を解決する企業です。

電話解析AI「MiiTel Phone」は、インサイドセールス市場を中心に、営業やコールセンター業務におけるトークの可視化とセルフコーチング、テレワーク体制構築にご活用いただいています。また、Web会議解析AI「MiiTel Meetings」は、複数人でのオンライン会議の解析や振り返りが可能となり、営業の成約率を飛躍させます。対面会話解析AI「MiiTel RecPod」の提供も開始し、コミュニケーションが発生するすべての場所における会話のビッグデータ化を実現します。

Forbes JAPAN「日本の起業家ランキング TOP20」、週刊東洋経済「すごいベンチャー100」に選出されたほか、2023年4月にはアジア企業で唯一、米国「Forbes AI 50 2023」に選出、2023年5月にはデロイト トーマツ グループ「Technology Fast 50 2022 Japan」で1位を受賞しました。

・企業名  : 株式会社RevComm
・所在地  : 150-0002東京都渋谷区渋谷1-3-9 ヒューリック渋谷一丁目ビル7階
・代表者  : 会田 武史
・事業内容 : AI × 音声のソフトウェア・データベースの開発
・企業サイト: https://www.revcomm.co.jp/

※記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です

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